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マリーナのある穏やかな湾を眼下に見下ろす、10メートルほどの崖の上に建つ週末の家です。

1Fはゲストを招いて大人数で食事を楽しめるスペース、2Fは家族だけで落ち着いて寛げるスペースとなっています。南側の高台に建つ施設からの視線を遮るために、壁面の開口は最小限に抑えていますが、生活空間に十分な採光を確保できるよう、建物の中心を貫くようなライトシャフトを設けました。

2Fのリビング壁面には、ライトシャフトからの光を切り取る大きな窓があります。まるで抽象画を鑑賞しているかのように、様々に変化してゆく光の色を楽しむことができます。1Fの内部空間と外部との一体感を高めるため、木製の引戸を全てスライドして収納し、フレームのない大きな開口を作ることができるようになっています。ダイニングからテラスへ、そしてその先の海へと、日常生活を忘れて限りない開放感に浸れる空間となっています。

設計・監理:セシモ設計(瀬下直樹・淳子)
実施設計協力:YJP (Vincent Yueh)
構造:構造計画設計室(中村豊)
照明:Filament(菅原千稲)
施工:砂川建設株式会社
撮影:Copist(吉村昌也)

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